AIエンジニアとしてデータ分析を追求するのは2025年10月にPolaris.AIにジョインした畠中さん。 「エンジニアが、エンジニアとしての価値を最大化できる環境」とは何か、話を伺いました。数字に魅せられた幼少期――畠中さんは2歳で九九を言えていたそうですね。幼少期から数字に強かったのですか?畠中: そうですね、物心ついた時から数字が好きでした。計算機が私にとっての「遊び道具」で、ひたすら数字を叩いては計算結果を眺めて遊んでいました。家族が数学者だったわけでもないのですが、なぜか一人で没頭していましたね(笑)――学生時代はそのまま数学の道へ?畠中:はい。ずっと楽しく数学をやっていましたので、迷わず理系に進学しました。大学院では観測地の緯度,経度,標高から気温を予測するという研究をしていました。実は学部時代は深層学習(DL)に触れていなかったのですが、院に進んだタイミングでオンラインで学び始めたのがきっかけです。その独学の過程で、データ分析コンペの「Kaggle」に出会いました。「Kaggler」としての情熱と、プログラミングの凄み――Kaggleの初挑戦は大学院1年の夏。いかがでしたか?畠中: 力試しで参加しましたが、最初は専門分野も違ったので全然歯が立ちませんでした。でもそれが逆に火をつけたんです。「人と競う」という長年の習慣が、データ分析というフィールドで見事にハマりました。今でも興味のある課題があれば参加しています。――データ分析のどんなところに魅力を感じているのでしょうか。畠中: 例えば小売業界の知識があまりなくても、データを読み解けば、プログラミングを通じて長年のベテランと同じ、あるいはそれ以上の予測精度が出せてしまう。これって、ものすごく面白いことだと思うんです。人間と同等、あるいはそれ以上のことがAIにできる。その「凄み」を自分の手で作り出せるところに惹かれています。Polaris.AIへの転身。「本質」に集中したかった――前職でもデータ分析に携わっていたそうですが、転職を考えた理由は?畠中: AI開発をやりたいという思いが強かったのですが、現実はデータの整備や「見える化」のためのダッシュボード作成、そして何より膨大な資料作成や調整業務に追われる日々でした。もっとエンジニアリングに特化したい、技術的な解像度が高い環境に行きたいという想いが募り、2025年10月にPolaris.AIへ入社しました。――Polaris.AIの面接で印象的だったことはありますか?畠中: 弊社のCOO飛島さんから「うちの案件の6〜7割は、畠中さんがやりたいこと(AIエンジニアリング)ができそうだね」と言われたことです。東大出身者をはじめ優秀なエンジニアが多く、ここなら自分が求めていた「技術で勝負する環境」があると感じました。エンジニアを疲弊させない。Polaris流の働き方――実際に入社してみて、驚いたことはありましたか?畠中: 最初のプロジェクトで、飛島さんがPM(プロジェクトマネージャー)として入ってくれたのですが、驚くほど「エンジニアの領域」を守ってくれたんです。てっきり自分でやる必要があると思っていた資料作成やMTGの進行を、飛島さんが一手に引き受けてくれました。――資料作成をしなくていいのは、エンジニアにとって大きいですね。畠中: 本当に大きいです。今はエンジニアの坂本さんがマネージャーですが、坂本さんも技術に精通しているので、技術的な悩みをダイレクトに相談できます。タスクをお互いに確認し、最速で作業に取りかかれる。このスピード感はありがたい環境だなと思います。泥臭い改善の先に、AIが人間を超える瞬間――現在はどのような案件を担当しているのですか?畠中: 新商品の需要予測プロジェクトを担当しています。過去のデータから、新製品がどれだけ売れるかを予測するのですが、これが非常に難しい。予測が外れたときは、成功と失敗の結果をじっくり眺めて共通点を探していきます。――作業自体は、かなり「どろくさい」ものなのでしょうか。畠中: ええ、地道な作業です。でも、私はそれが苦じゃない。お客さんが経験則で「こういう時はこうなるんだよね」と言っていた感覚を、データで解明し、予測精度を上げていく。現在、人間による予測と同等のレベルまで評価が上がってきています。これをさらに磨き上げるプロセスが面白いなと思います。今後の展望:社員の「やりたい」を最大化する――今後、Polaris.AIで挑戦したいことはありますか?畠中: 「社員の案件最適化システム」を作りたいと思っています。誰がどの案件をやりたいか、どんなスキルを持っているかを集約し、一人ひとりが最も能力を発揮できる場所にアサインされる仕組みです。これが実現すれば、メンバーの満足度も上がるし、組織全体のパフォーマンスも最大化できる。ゆくゆくはSaaSとして外販できるくらいのものにしたいですね。――最後に、転職を検討しているエンジニアへメッセージをお願いします。畠中:ここは、名ばかりではない「最先端のAI開発」にどっぷり浸かれる環境です。社内には技術に精通したメンバーが多く、専門領域の議論や相談もとてもスムーズで安心です。また、週に一度は何かしら新しい挑戦の機会が立ち上がるスピード感があります。自ら手を挙げれば、やりたいことに挑戦できるチャンスはいくらでも転がっています。今後は、Kaggleで出題されるような難易度の高い課題が、クライアントから直接持ち込まれるケースも増えていくはずです。そういった高度な課題を技術で解き明かしてみたい人と、ぜひ一緒に働きたいですね。