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2025/8/18 06:34

【支援事例】サンコーテクノ様:フィールドセールス向けの生成AI研修をニーズに応じてカスタマイズ。「AIを教える」ではなく、「AIを活かせる入り口を一緒につくる」研修を提供     

サンコーテクノ株式会社様は、主にあと施工アンカー業界でトップシェアを誇る日本の建設関連資材メーカーです。

今回は、同社のファスニング本部のフィールドセールス担当者を対象とした営業活動への生成AI活用研修に関して、本研修を推進されたファスニング本部 営業推進部の遠藤様にお話を伺いました。

 

右から:サンコーテクノ株式会社 ファスニング本部 営業推進部 遠藤恒介様、Polaris.AI株式会社 コンサルティングマネージャー 田所優卯、コンサルティングマネージャー 冨樫玲(所属、役職は取材当時のものとなります)

 

― 貴社の事業内容と、ご自身の役割について教えて下さい

当社は、「あと施工アンカー」を中心とした建設資材の製造・販売を手がけるメーカーです。社会インフラや建築物の安全・品質を支える製品の開発・提供を通じて、安心・安全な社会づくりに貢献しています。

私はファスニング事業における営業推進部に所属しており、主に社内の業務効率化や営業活動の改善を推進する役割を担っています。新しいツールの導入も視野に入れながら、現場の声を活かした仕組みづくりを進めています。

 

サンコーテクノ株式会社様の主力製品である「オールアンカー」

 

 ― 生成AI活用に着目したきっかけと、セミナー開催に至った背景について教えてください

建設業界では技術継承や人手不足が深刻な課題となっており、私たちのような製造業でも効率的な情報伝達・業務の標準化がますます求められています。

特に営業活動においては、製品知識の習得や資料作成、問い合わせ対応など、日々の業務負担が大きく、属人化も進んでいました。

 

こうした状況の中で、生成AIが持つ「情報収集力」と「情報整理力」に着目し、活用次第で個々の生産性が飛躍的に向上するのではと感じたことがきっかけです。

同時に、活用の仕方を誤れば誤情報や情報漏洩につながるリスクもあるため、正しく理解した上で、安全に使いこなせる環境づくりの必要性も強く感じています。

 

そうした背景から、まずは社内に生成AIの正しい理解と活用のイメージを広めるために、今回のセミナーを実施しました。

 

― 研修を提供するベンダー選定時に重視したポイントと、Polaris.AIをお選びいただいた決め手を教えてください

生成AIの活用はまだ新しい領域であり、社内の理解度や課題感も自分たちで把握できていませんでした。

そのため、ベンダー選定にあたっては、単に技術力があるだけでなく、社内の現状を正確に把握し、それに基づいたカリキュラムを作成・提供できるかどうかを重視しました。

 

他社の研修プログラムは一律のカリキュラムで構成されているため、当社の実情や課題に合わない部分も見受けられましたが、Polaris.AIさんは、事前に社内でアンケート調査を実施し、現場のニーズや課題をしっかりとヒアリングいただいた上で、最適な内容を設計してくださいました。

 

この丁寧な準備と柔軟な対応が大きな決め手となり、実際のセミナーも参加者のレベルや関心に合った、非常に実践的で理解しやすいものとなりました。

 

 ― 参加者の反応を教えてください。また、不参加の方も含め、社内で反応があれば教えてください

研修は2日に分け、それぞれ前半に座学、後半にハンズオンという構成で行いました。

座学では生成AIの基礎や活用方法を体系的に学び、ハンズオンでは実際にツールを操作しながら理解を深める流れがとても効果的でした。

 

参加者からは「情報収集や市場調査など、活用できる場面は多くあると感じた」「日々の業務時間短縮、効率UPに繋がると思った」など、前向きな声が多く寄せられました。特に若手社員からは、文章添削や提案準備のヒントが得られたといった反応もあり、現場業務と直結する気づきにつながったようです。

 

また、当日はスケジュールの都合で参加できなかった社員にも内容を共有したところ、「次回はぜひ参加したい」「録画動画を閲覧したい」といった反響もあり、社内全体として関心が高まっていると感じています。

生成AIに対する構え方や、活用に向けた前向きな空気感が生まれたことは、今回の研修の大きな成果だと思っています。

インタビュー時の様子    

 

 

― 研修後、社内で変化を感じたエピソードなどはありましたか

セミナー後、日常会話の中で「これ、ChatGPTに聞いてみよう」という発言が自然と出るようになり、AIに対する心理的ハードルが下がったと感じています。

実際に、提案資料やメール文面のたたき台をまずAIに作らせてから調整するといった使い方を始めたメンバーもおり、「ゼロから考えるよりラク」「時短になる」といった声も上がっています。

 

まだ本格的な業務導入まではこれからですが、こうした小さな試行錯誤の積み重ねが、将来的な活用定着の第一歩になっていると感じています。

 

さらに、この研修を契機に、有志メンバーが主導する 第3回社内勉強会の開催準備も進んでいます。

今回は営業部門だけでなく、品質管理を担う製造部門のメンバーも巻き込み、組織横断で生成AIの知見を共有する予定です。

 

― Polaris.AIの仕事で特に満足いただけた点などがあれば教えて下さい

私たちの業界や業務に対する理解を深めた上で内容を構成いただけた点が、とてもありがたかったです。
生成AIという抽象的なテーマを「業務の中でどう使えるか」という視点で落とし込んでくださったことで、参加者の理解が進みやすくなりました。

 

また、初回の打ち合わせから実施まで一貫して丁寧に対応いただき、セミナー内容の相談や調整にも柔軟に応じていただけたのが非常に印象的でした。
2日間の構成や進行もわかりやすく、私たちの社内リテラシーや文化に合った無理のないステップで進めていただけたことに満足しています。

 

単に「AIを教える」のではなく、「社内で活かせる入り口を一緒につくってくれた」という印象を強く持ちました。

    

研修は対面・オンラインのハイブリッド形式で行い、全国各地の拠点からフィールドセールス担当者が参加

 

 

― 今後さらに強化したい生成AI活用テーマやロードマップを教えてください

今後は、生成AIを日常業務に自然に取り入れられるよう、「業務別・目的別」の活用シーンを共有できるような機会を設けていきたいと考えています。

生成AIを活用した成功体験や効果的なプロンプトを社内で共有することで、定着に繋げていきたいです。

 

また、セミナー後に実施したアンケートには、「扱っていいデータの線引きがほしい」「安全に正しく活用するために、社内ガイドラインは必要」などの慎重な意見もありました。

そのためにも、安心して使える環境づくりが不可欠だと感じており、情報管理や教育体制、活用ルールの整備なども含めて、段階的に取り組んでいます。

 

― 最後に、同じように「生成AIを活用したいけれど一歩踏み出せない」企業へ、アドバイスやメッセージがあればいただければ幸いです

まずは「触ってみる機会をつくること」が何より大切だと感じています。
生成AIに対してネガティブな印象や漠然とした不安を理由に距離を置いていても、何も始まりませんし、正しい判断もできません。

 

実際に触れてみると、できること・できないことが見えてきて、「どう付き合えばいいか」が初めて自分ごととして考えられるようになります。
最初から完璧な使い方を目指す必要はなく、まずは一歩踏み出すこと。それが大きな前進につながるのだと思います。



 

遠藤様、貴重なお話をありがとうございました!

企業のAI活用に関して、Polaris.AIでは無料相談を受け付けております。

ぜひ、お気軽にご連絡ください。

 

 

「サンコーテクノ株式会社」様

本社所在地:千葉県流山市南流山三丁目10番地16
事業概要 :建設資材(あと施工アンカー・ドリルビット・ファスナー等)、複合材、各種測定器の企画開発・製造・販売・施工および輸出入
設立年度 :1964年(昭和39年)5月15日
企業サイト:https://sanko-techno.co.jp/

 

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